今日のお仕事20081030.

就労移行支援.

  • 就労継続支援に通ってきている人が最近休みがちなんで支援者会議をやろうて事らしい.で,現状の作業内容についての相談が来たり
  • どうも体調不良とかが理由になってるんやけど,実際には作業自体が嫌になってるんやないやろかて事.こっちとしては少しその作業中の様子を見たのと,スタッフから聞いた事で断片的な情報なんやけど,まずは作業中の様子や本人が述べている事を聞いたり
    • 体調不良で特定の作業日に休んでいたのが,ここのところはどの日も休んでいる
    • 前は喫茶のウェイトレスをしていたが,今は(人員の都合で)厨房に入っている
    • 食堂がない日は別の作業に入っている
    • 本人の希望はコンビニのレジ打ちや喫茶店のウェイトレス
    • 厨房ではごはんをつぐ工程を任されている
  • いろいろ複合的な要因があるし,本人にとってそれほどやりたくはないのと,やり方がわからないのと,予測が立てづらい部分が(作業自体に)あるのは苦痛かも
    • 支援は,スタッフが横について言語促進(数工程毎に),実物をサンプルに置いての視覚刺激(お盆の上にこれだけ載ったらご飯をつぐ)を行っているとの事.ただ,日替わりメニューだけなので,その載ってる種類が毎回変わるので学習としては般化しづらいかも
    • ウェイトレスだと一緒に行なっている人の指示が(口調や表情が)きついので本人としてはいつも怒られてる感じがする様子
    • その他の作業は基本的になじみがないので,工程がイメージしにくく,また工程が多くて(本人にとって)複雑,それと実際に成果が見えにくい*1ので,自覚的な達成感なんかが得られにくいかも
  • 本人の仕事としてイメージしやすいのは日常的に接しているものが一番なので,多分接客は見えやすいけど厨房は見えにくいし,その他の作業でもなかなか見えにくいのはあるやろなぁと.本人の希望としてもそういう表面的なものが大きいというのが言葉として出てくるらしいし
  • 取り敢えず相談支援員とサービス管理責任者が会議に出て,本人含めて話し合うらしい.その後に作業工程の工夫をやる際にはまた一緒に入るという方向で
  • 来週から職業評価として1名来るらしい.いちおう知ってる人やけど,実際に作業場面でどうなんかは未知数.まずは就労基礎能力から見ていかなんやろなと

*1:物作りなんかだと視覚的に成果がわかりやすいが,例えば掃除などは成果がわかる工夫が必要