今日のお仕事20100219.

そらま,医療の範疇には入ってないんやから,医学モデルは参考にならんわな.なので,医療の枠組みではない作業療法モデルを参考にしたくなると.
実習生は通所系(通リハ,通所介護,重度認知症デイケア)の体験&オリエンテーション.担当のOTにお願いしたら,打っても響かない感じだったらしく「言い方が悪かったのかなぁ」と逆に悩んでたり.そっちのフォローも含めるのが指導ですかそうですね.
薬の服用時間を少しずらして調整した人は,何とか準備訓練へはきちんと出勤したり.少しぼやーっとしてはいるけど,そのまま習慣化したらいいなぁという程度の作業態度.
メンバさんの一人が,ハローワークへ友人と一緒に行ったとの事.何のかんのでちゃんと自分で行けたのは良し,それとスタッフの動き遅すぎという反省.
心理士さんの実感としては,バウムテストの侵襲性はやはり少ないぽい.とはいえ誰にでも考えずにできるわけではないのは当然か.まぁ私はやらないというか,できないんですけどな.心理士さん的には,例えばある検査についてDr.から依頼があった場合,それがクライエントの状態からみて不適切と思われる時はどういう気分になるんでしょうかね.
職場のスタッフが変わる事によって,利用者さんに対する各々の役割分担のバランスが崩れてしまうと,そこで当事者の気持ちの揺らぎが出てきたり.そういうので介入が必要になったりすると,その安定というのが簡単に強固にならないのを感じたり.
本人さんが持っている力というのについて,どんな風にどれだけ持っているかを適切に見極めていかないと,適切な支えは難しいよな.支援している側が過不足だったりしても,それに対応する柔軟さを持っている場合もあるし.
ある人が行っている事を症状とするか対処行動とするかで,その行為への意味付けが変わってくる.というのはもう30年以上前からの話ではあるけどな.
実習生へお願いしていたオリエンテーションを他のOTがしている横でその様を聞く.凄く言葉を選びながら話してるなぁと.後で聞いたら,やっぱしどうすれば意図が伝わるか腐心しながら話してたとの事.難しいよね,うまく伝えるってのは.
うん,まぁ,この場合は「学業に困難を抱える人」に対する支援と思っとけばそれ程行動に対して感情的にはならないなと.県の就労支援室の人がヒアリングに来る予定があったり.来た時に現状と課題を考えておいてとエラい人から.いや確かそれ去年もやったんですけど.その時も割と課題とか文句とか提案とか言うたんですけど.であまり変わってないんですけど.うーん.
これで来週はルーチンワークの他に毎日何かしらのイベントがあるって事ですか.忙しそうやなぁ.
エラい人が民生委員さんから話を受けた下水道の清掃作業についても,作業の切り分けやら確認に行く事になったり.まぁそっから地域で請け負える仕事の足がかりとしてなんやろうけど.仕事があるのはありがたい.そこからどう調整していくかは現場の仕事ではあるよな.しかしそういうイベントに追われて,肝心のメンバさんへの就労に向けた取り組みがおろそかになったら本末転倒なので,そっちも気が抜けないなと.
単に私は,私が仕事をしやすいよーに周りを変えていきたいだけなんよなと.