今日のお仕事20100302.

ある作業工程がどう*出来ていない*かに注意するので,自分の見方は寛厳度が厳しい.なので努めてうまく出来ている方にもより一層注意を払うようにする戒め.
退院されている人や,それを見ているまだ入院している人たちにおいて,退院までの一助としてOTを見てくれてたりするんかなと.退院というのには,物理的な意味で元の生活環境に戻ってこれたというのと,世界的な意味で今までの関係や繋がりとの接点をちゃんと手繰り寄せてくれたというのがあるのかと.
まぁ本なんかに載ってる指針や実践例や考え方については参考にはなるけど,実際に使う為には努力と工夫が必要なのは就労支援も作業療法も一緒.
いくら普段の記録でいっぱい書いていたとしても,実際の支援に使わない・使えないんやったら意味ないわな.字が汚くて他の人が読めないというのもその一助というか阻害因子.
OT室のマイ引き出しに何やら封筒が.どやらOTのエラい人が直に回したぽい臨床実習指導者会議の案内.やっぱし今年も私ですかそうですか.
身体の不調が具体的にどこから原因になってきてるか判別できるようになってきていれば,*病状*としては回復過程にあるとも取れるか.
あるメンバさんの夕方から夜にかけての生活状況がわりとグダグダになっているので,夜に眠る時間が遅くなったりしてるのかと.これは口頭で云々よりもちゃんとチャートを使ったりして視覚的な共同作業で再確認→調整したが良いぽいなと.という事でサービス管理な人へ打診する.
求人先から断られた人は,それでもちゃんと就職への意識は持っているなと.就活がんばりますよと.
取り敢えずこれは福祉的就労に関わる人は読んでおくものかもと.福祉的就労分野における労働法適用に関する研究会報告書
取り敢えず実習生のフィードバックで自分の実習体験を話したり.今から考えるとダメダメやったけど,何かの役には立つかなと.
どうやら4月から陶器販売を保健センターでもやるべく話をつけてきたみたい.申請書と計画概要と必要物品とかもやけど,それよりその作業をどう就労準備訓練の中に位置づけて組み込むかが考えどころではある.いやま,実践的な職業的対人交流の一つとしての意味づけは可能なんやけどな.とはいえ,実際に接客業を業としてやりたいという人は今のところいないんやけどな.
そいや今回の実習訪問では,実習生そっちのけでOTについての雑談分が全然足りなかったのが不満ちゃ不満.いやま実習訪問に何を求めてるんだかとは思うが.
文字の大きさや強さ,迷い線とかのpre-verbalな記録を大事にする人にとっては,そりゃ電子カルテは向かんわな.え,そもそもそういうのを記録として盛り込むなてですか.言語的なもので全てが片付くなら,そうでしょね.
一旦悪性症候群ぽくなって入院し,退院してきた人は,ずいぶん疎通性が良くなり,元気.何でそうなったのかを考えると面白いかも.実はそこからが回復期であって,身体症状がばーっと出てきたとか,その症状がひどい時にスタッフが注意深く関わっていったのが作用したとか,状態悪化の時に抗精神病薬を一気に抜いたので動きが楽になったとか.取り敢えずそれ程強い妄想も出てないし,昼夜のリズムは今のところ安定してるみたい.まぁ病院のスタッフは服薬しなくなる事を心配してるぽいけど,そんときはそんときとかには,ならんかなぁやっぱし.
先週まで屋内でもちょっと道向かいの自販機でもダウンジャケットを着込んでた人が,いきなりシャツとトレーナのみで外に出かけてたり.先週がけっこぬくかったけど,それの実感が週遅れできたかなと.ところで来週はまた冷え込む予定なんやけどどうなるんでしょうね.