今日のお仕事20100521.

どうやって人-(人|物|環境)の作用能を定量化して共有化するかの思案.
生活の中にバリアを持つのは,別に心身機能の低下があるからというだけの話ではなく(重要な要素ではあるけど).生活支援環境が整うかどうかの話.
就労移行支援のメンバさんから相談.「就きたい仕事があります」との事.趣味を仕事に活かしたいとの事.その仕事は難易度が高いなと思いつつ.でもま,その仕事の内容や求人状況,どういう手順でその仕事に就けるかは全然把握してないぽい.なのでそういうのを知る為の環境調整はスタッフも手伝う必要があるやろなという事で.
PC作業中に気分不良で休んでもらったり.取り敢えずは休んで気分が良くなったので大事には至らなかったけど,数回そういう状況があるので,本人にとってはちょっとショックぽい.希望職種が無理なんやないかと凹み気味.本人が就業生活習慣を継続していける程度の作業量や内容については十分調整していかなんなと.
数日体験での準備訓練を行なっていた人は今日で終了.本人にとっては久しぶりの就業的時間を得たのが楽しかったらしい.仕事は好きっていうのがまたちゃんと継続できる様になればいいなぁと.とはいえ,実際に準備訓練として行なっていた内容をどうしても障がいを持つ以前のと比較して凹む状況というのがあるので,実際には障がいというのをまだ受け入れられてないんやないかというのが懸念ではあったり.いろんな事を経験していって凹んだりしながらも少しずつ進んでいければいいなぁとは思うけど,その中で生命危機になる程まで至らない事を祈るというか,サポートが要るかなぁと.まぁ実際にどこの事業所を使うかは本人が決める事ではあるけど,もちろんスタッフとしては自分の勤める事業所でというのもあるけど,そういうプロセスはある意味本人がうまくいければどこでもいいよなとも思うた.
準備訓練の委託作業から委託元の工場へ見学に行ったメンバさんは「緊張する」と言っていたけど,見学はろくに出来なかったぽい.どういう風にそこの人達が働いてるのかを見て欲しかったんやけどな.
まぁ実際に予め見るポイントをきちんと教示しておかないと,そういう視点というのは考えないのかもなと思うた.
業務が終わってから精神科の診療報酬,というか入院や通院している人の負担がどれだけになるかforリハ職のレクチャー.再確認とかしたり.本人や家族に作業療法についての説明をしたり,また関わってる人からお金についての相談を受けたりした時に話を出来る最低ラインを押さえておくことは重要.大体は予備知識で大丈夫ぽかった.
かなり遅い時間になったけど実習生にフィードバック.した後でケースバイザと話し合い.ちょっと大変かもという意見で一致する.人に話を伝えたり考える事を促すのって難しいよなと.