公開スーパーヴィジョンに参加.

以下つらつらとメモ.

  • 男性摂食障害は少ない
    • なぜ男性の摂食障害なんだろうとおもってみる
  • 主訴
  • 精神科はどのぐらい言葉と言葉の背景についてセンシティブであること
    • 身体的な部分も考える
  • 出生発育に問題なし
  • 問題なしという情報をくれた人に問題があるんやないかと考える
    • 家族にいろいろなエピソードがあるわけで
  • 生命力が弱いから問題ない
    • バイタリティエナジーがあれば,育てにくい
  • 母親として独特の考え方
  • ボディイメージの障碍(指導医から)
    • 「ちょっとやせすぎと思う」のは障碍があるかどうか判らない.
      • もっとよく見てみないと
  • ジブンの価値観に当てはめてしまう
  • トラブルがない
  • 状況に合わせていく能力
    • 上手にうそをついて全体が調和するようにしていく
      • 賢い
      • うそが自然なようにしないと
    • 状況を把握する能力が高い
    • 役割としての自己像を社会の中で作っていく
  • 食行動異常だとその状態がふつう
    • その裏に頑強な「言うこときかん」意志がある
  • 抑鬱気分の改善にパキシル
    • コアの食行動異常に気分障害をくっつけるか分けて考えるか
      • 気分障害はすごく幅が広い
      • バイタルなレベルでの気分障害
        • 日内変動,食,睡眠などいろいろを加味していく
  • 大学病院はじっくり丁寧にできる
    • 民間病院は忙しいかてけとー
  • 指導医ちゃんとせー
  • パキシルで元々ひそかにあったものが吹き出した
    • お利口さんから素直になる
      • 食行動異常の人の入院形態
  • 隔たりが大きくなったのでなくはっきりしただけ
    • こっちに合わせてくれたのがなくなった
      • 誠意をもって乗り越えるのは力仕事
        • 若いとできる
        • 緊急ならできる
        • 時間をかけると力比べとなる
          • たいてい力負けするから
            • 広い意味での暴力になる
    • がんばってやろうていうのは知的じゃない
  • 意は暴力
  • 情は手なずける
    • 難しい
  • 知は治療での勝負
    • 心理療法がここから始まる
      • 相手側の精神構造を知って行う
        • 情報戦
  • 母性的なものとの寂しさを埋める
    • すぐ実行するのは早とちり
    • 仮説をサポートするどれだけのデータがあるか
      • 文章完成,TAT,ロールシャッハ,絵を描く(家族画など)
  • 現実は複雑系で要素がいっぱいある
    • 何がどう変化したか判らない
    • ピンポイントに情報を整理していく
  • 頭の中で「こうしたらどうじゃろか」と考える
    • その前にちゃんとした絵を知っておく
  • 考えなしに行動中心でやってると状況に振り回される
  • 「ほんとうは」
    • 警察の取り調べと同じで1つの事が判っただけ
    • 「看板上はこうだけど実は」というのが優勢なパターンとしてあるのかを問うチャンス
    • 「平和であるようにするのが」
      • 「実は」は告白ではない
    • 心理療法は生きているジブンのパターンを見る本人を作ること
      • 見る認知者を膨らましていくこと
      • パターンを行う認知を
    • ジブンの中で悩むように移行するのが心理療法
  • 振り返り
    • スムーズにいく事は実は先生に合わせていくパターンになる
      • うそつきを強化していく
  • 桜井せんせいは意地悪だけど大したもんです
  • 回診で
    • 外界に対するコンフリクトの人は身構える
      • 表情や態度として出ている
        • 外界で苦労して努力する
    • 内界は悩みになる
      • 心身症が出てくる
      • 自律神経系の症状が出てくる.熱,下痢など
    • よく判るのは心理療法トレーニングをやったら
      • 悩みある人に変わってきたら成長する
  • フラクタルの構造
    • 表面の話に合わせてるだけなら自律神経系は動かない
    • 本心なら目つきや口の動きや皮膚の色つやに変化が出る
      • そこまで(合わせるの)はなかなかできない
  • 言葉の内容対生理的変化
    • 観察がとても大事
  • 号泣でも涙が出るかどうか
    • 泣くのは筋肉運動だが涙は自在に出来ない
  • 家族の機能
    • リアルタイムで怒ったり慰めたりする(出来る)
    • 学校は又聞き
  • 心理療法としてなら
    • 両親が別れた意味を考えてみた
      • 答は出たけど,その内容がまだ続いてるか終わった事なのか
        • 抑圧という概念
      • 抑圧というプロセスは相手と話しにくい
    • 考えてもしゃーないから考えなくした
      • 「抑圧」は感情の抑圧,切り離し
      • 切り離したらずっと続いている
        • 伏流し,何かの時点で出てくる
  • 広い意味でのフラッシュバック
    • 情動記憶のややオートマチックな噴出
    • 狭い意味で似たような状況において刺激になって記憶に伴う情動が出てくる
    • 脳生理学と結びつくと広い概念になり納得しやすい
      • 脳がぼろっちくなる
        • 思い出そうとせんのに思い出してしまう
        • 再生機能が脳疲労を起こしている
  • 気持ちの味が近い
    • 3回同じ状況があればフラッシュバックと考えても良いかと
    • 同じ情動が吹き出すかどうか
      • 似たような状況やなぁと思うならフラッシュバックではない
  • 地黄と芍薬が入った漢方が癒される
  • 大事なのはいい状況がまだ実現してないのにイメージを持っただけで体調が変化し,希望が出てジブンの変化があるのを本人に指摘する事
    • 希望が出れば希望に支えられて元気に生きられる事を判ってもらう事
    • 外的な現実が直接身体の状況に繋がらないのが人間
    • 心理療法は「気の持ちよう」「モノは考えよう」
  • 本人が体重増加を喜ぶ要素
    • 元のようにできるよーになっているのをフィードバックする
      • 対ジブンへの評価
        • 自分で評価できる事は続く
  • お菓子を大量に持ってくるのが父に子に対する情愛の証
    • 口から入ってくるものが嗜好品とういうだけでなく,情愛のコミュニケーションとしての話題にする
      • 治療の永続性がある
      • シンナーの回しのみに情動を付与されてる
    • 対他のシンナーは止めやすい
  • 女性の食行動異常
    • ボディイメージの価値との関係
    • 男性の場合の違い
      • 状況との関係で動いている
      • デパケンが効く双極性障害である
        • 母親も効く
        • 妹も同じかな
        • これらが底に流れている
  • 双極性障害根の浅い対人関係の能力が高い
    • 人当たりのよい野菜売りみたいな
    • 根が悪い人じゃなくて,その場その場で対処する能力
  • パキシルはいい薬だと思うけど嫌い
    • 10mgから0mgまでの距離がとても長い
  • アディク(プ?)ト
  • 使い初めはぱっと効いてやめられない
  • 軽度発達障害双極性障害に振り回されてアルコールに繋がってる
    • 考えが浅い気がする
      • ごちゃごちゃ考えない.考えると頭が混乱する

以下余談.

  • 最初から場の雰囲気を設定するのはやはり技だと思う
  • 心理職多そうな気がする
    • 単に神田橋せんせファンが女性に多いてだけかもしれんけど.
  • マイクを持つのに敏感
    • 神田橋せんせはまだ元気