今日のお仕事20100510.

ああやっぱし仕事って意識がないのね,と,うまくいってる時にはその場に関係ない話を振りまくりのメンバさんを見て思うた.ああちゃんとハローワークと職場見学(&できれば実習)というのをスケジュールに組み込んどかんばなと.
実習生はケースバイザと病棟のエラい人へ丸投^H^Hお願い中.とは言うものの,午後からはこっちの時間やなと.
「帰る」の言葉が作業の疲れなのか場の雰囲気が合わないのか人の関わりが欲しいのかは考える所.
実際の話,疲れやすさや同時並行課題の遂行が困難というのはあるにせよ,課題を明確にしてやっていけば作業遂行についてはきちんとこなせる事が多いのよな.基本的に個別的な調整が必要になるにしろ,一般的特性としての障碍による課題遂行の違いは把握や配慮が必要.
まず「環境調整」とかをいきなり考える時点で少しOTな観点とはずれてるのかもなと考える私ガイル. 環境との相互作用という観念から考えると,どっちか片方というのだけを考えても適切な支援にならんやろという自省を持つ方向で.
いちおう体験的に1日やってみた人は,次回というか今週中からきちんと登録して就労移行支援のメンバになる予定.うん,基本真面目にする人なんで,後は体力とか人付き合いとかそれと作業環境下での振舞いの見極めでと.
ああ何となくまず作業種目ありきでその人をその中でどう振舞ってもらうかを基本に捉えてるんやなぁとミーティングでの本人の振る舞いに対するスタッフの意見を聞いてて思うた. いやまぁ「仕事だから」という枠組みの中で考えれば確かに問題が多い振る舞いとして捉えるんやけど,本人の立場になってみれば別に目の前の作業は周りの人と関わる「ツール」 に過ぎないと.
関わるツールがあり,それがどういう使い方をしろ本人が満足する結果(褒められる,叱られる,教えてもらえる)を得るなら,それを望む限り最大限に利用するやろなぁと.
そっから仕事乃至大切な活動(手段そのものが目的,というか目的の方向性が違う)へと結びつける/導くとすれば,今の戦略は変えざるを得ないやろうなというのまでは提示してみた.受け取り方はそれぞれ.