今日のお仕事20100716.

ある意味ハローワークの専門援助部門も仕事に向けての対人技能の発揮場の一つ.それを判ってるからこそ,専門援助の人も時に厳しく当たるのであろう.まぁたまに何も考えてないんじゃないかって対応の人もいるけどな.
「就労移行支援と就労継続支援B型の作業内容をクロスオーバーできたら」って,それは前からさんざん私が打診してた事やんかと.何かさも今自分が思いついたみたいに言われても,と思うたけど,まぁ結果的にそれがより良い支援に繋がるならいっかと思うた.とはいえ,「外に職場体験の機会を求めるばかりじゃなく」は違うよ,ぜんぜん違うよ.
もうすぐ生活訓練の期限が来る人が,デイケアに通いたいとDr.へ相談してるぽい.日中活動をどう本人が確保するかという事についての困難さと捉えることなのかねこれは. フェイディングの考えで言うなら,生活の場を生活訓練に頼らなくても大丈夫なように,むしろ通う頻度を減らして自分で行う暮らしの確立という方向にシフトするやり方もあるよなと.
支援として考えるなら,むしろ中高年のサロンの場とも生産的活動の場といろんな形で過ごせるところが要るんやないかと.そしてそれは医療ベースでない方が個人的にはいいかなと思うたり.そこでいきなり安易に介護保険で,とか,何かの公的サービスをじゃない方が,というかサービスに押し込めない形でと.そういう意味では地域活動支援センターが一番近いかなとは思うが,如何せん近くにはないんよなと.この場合の「近く」というのは,歩いてもしくは自転車で通えるという意味で.割とお金がカツカツな人も多いのでな.
うーむ,これはやっぱしグループホーム内お達者くらぶを作るしかないか,って,もちっとマシなネーミングセンスをだなto私.そのサロンがピアサポートに,というかそこに来る人達がお互いに支えあえるようになればいいなと思うたり.まぁグループホームというか社会復帰施設的には,人物金,今のところ目処が立たんがな.あでも部屋だけは交渉次第か.出費は覚悟せなんけど.とはいえ,そういうサービスが逆に囲い込みにならないよーには注意しなくちゃな.というより,本人がより良い暮らしをしていくためにどうするのが良いか,というのが第一義で,囲い込み云々はその阻害因子にならないようにする為の手段か.
いくら相手がOTといえども,発達障碍の2次障碍としての精神症状とか統合失調症と双極性障碍の類似性を予備知識無しで説明するのは無謀かなと思うた.けどやったり.
私の中に想起される,相手からの相談内容において認知症ぽい様子と統合失調症ぽい様子に対しての「言っていいんかな」的自制心は,やはり自分自身のスティグマからなのかと思うて少し凹み.
訪問看護として関わってるOTさんがグチっぽく相談.訪問に行ってる脳卒中後遺症の人についてのアプローチを見失ってる状況という事で.まぁ心身機能の回復に固執しているので,そこからどう展開していけばいいのかなってありがちといえばありがちな相談ではある.とはいえ,OTとして拘るのであれば,やはり人生の再構築ではないかと.そしてその為にはまず本人が何をどうしたいのかというのを知るというのが必要かと.なので具体的には今の自己コントロール感の発露である麻痺側回復を肯定しつつ,個人史を共有していく事かなという話をしたり.その喪失感は如何程だろうと,そしてその自律感は侵されるものではないかなと.