今日のお仕事20100222.

販売スペースについてメンバも一緒に入ってもらう,というか接客対人の練習時間にするのを始める.本人は「緊張はしてませんよ」というけど,声小さいですし震えてますしと.暫くやってたら変わってくるから,やっぱし慣れの部分は大きいなぁと.まぁそれが直接職種としての接客業になるとは思わないけど(職種の志向もあるしな),例えば面接場面での話し方とかへ般化とかなるかなぁと.なりにくいやろけどな.般化が難しいというのはその障碍特性とも言えるから,実際にはシミュレーションの方が有効とも言えるけどな.PDDのメンバさんにとっては,接客レベルの対人関係は却って楽に対応できるのかも知れないけど.とはいえ,今までの殆どの経験はお客としてなのが,そっから接客への可能性に向かうというのは一抹の不安がないでもないけど.でもま,そこをうまく調整するのが支援とは言えるからなぁ.
販売の接客練習についてはシフト表によりメンバがどこに入るかを決めたけど,それまでは「対人に自信があるからしなくてもいいかな」というメンバでもしっかり名前を書いてるとこがイカす.
実際のメンバの動きの方が個別支援計画の組み立てより早いというのもどーかと思う.そういう状況でアセスメントの意味があるのかねと.
その人のいろいろの作業課題から,ある程度の作業における障碍特性からの行動は把握できてる(はず)ので,それをどう雇用調整として使いこなせるかが支援者としての課題ではある.ある意味それは実践で身につけるものかなと.
実習生に対してのオリエンテーションについては,フィードバックをその担当した人にお任せしたり.まぁいろいろとツッコまれたり(私が),頭を抱えられたりしたけど,それはもうしょーがないかなと.ケースバイザになってる人から「レポートをどうしましょう」と相談.かなり間に合いそうにないぽい.もう最悪バイザには実習中に終わらなくてもいいからと言っておく.まぁ実習生には言わないですけどな.まとめとかは別に資料があるから要らないので.欲しいリアクションは何を感じ,どう考えたかですので.と釘を刺しておく.
県の就労支援室が就労移行支援についてヒアリングぽく訪問してきたので,エラい人ともどもに対応.今一つ何を聞きたいのか分からない状況なので,こちらからも何を話したら良いのか分からないまんま1時間ほどなんとなく話し合い.話し合いの後で「喋らんやったね」とエラい人から言われたけど,どう答えようもないのに喋れるかというのを返事とする.まぁある程度言いたい事はエラい人が喋ったわけやしいいかと.就労支援室ですら,精神障碍を持つ人についての支援では認識がうまくないという事はわかった.まぁそれ自体をちゃんと問題として捉えてあるからいいのはいいんやけどもな.しかし雇用側について「指導を担当する人がいない」から雇用がうまくいかないという話が出てるのに,そこで助成金を出したからというて,実際の現場の人材なんかを充足とかいう方向で雇用アップとかなるのかねと疑問.
まぁそういう何ともおさまりの悪い話し合いの中で,収穫と言えば職場のエラい人が見通してる現状と今後の課題と対策が少し判った事かなと.